コンピテンシー教育

期待される効果: ★ノウハウの共有 ★社員の行動変革 ★公正な評価に基づく気づき

 

コンピテンシーとは「その仕事において、高い業績に直結する行動パターン」の事です。1980年代、国際競争力の低下に強い危機感を抱いたアメリカは国を挙げて原因究明に乗り出し、「人材育成の立ち遅れ」を主因の一つと結論付けました。その後、アメリカでも人材育成が主流になりましたが、その流れの中で1990年代より、一気に普及したのがこの「コンピテンシー」です。

日本にも1999年頃から導入され、今では大手企業の3〜4割は、コンピテンシー型の評価制度を導入していると言われており、コンピテンシーを使った採用面接手法も盛んです。

 

コンピテンシーを表す有名な図として氷山モデルがあります。知識・スキルなどの見えている部分は実は発揮されている能力の一部分に過ぎず、見えない部分である、動機・使命感・特性・信念などのすべてを含めた概念を表します。

 

hyouzannmodel.jpg

 

コンピテンシーは、ハーバード大の心理学者 マクレランド教授により開発され、元々はアメリカの外交官を選抜する際の目安として、成果を上げる者と、そうでない者の違いを見分ける為の指標として研究が進められたものです。

通常、人材育成とは知識や技能の習得を意味する事が多い様ですが、業績には氷山モデルの表から見ても、「見えない部分」である、動機や性格特性、信念がベースになっている事が分かります。知識や技能の習得と並行し、モチベーション管理や職務にあった性格特性の向上、理念浸透(理想や信念)策を検討する事は会社の人事に携わる者としては重要です。

 

職場におけるコンピテンシーを全員が共有する事によって、社員の行動が変革、質が向上し、ノウハウを共有する事が出来ます。